グレーの可愛いしましま仔猫里親募集
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帰り道、よく会う白いおばあちゃん猫がいる。
私は勝手に、シロちゃんと呼んでいる。
10日ほど前の話。
夜遅い帰り道
寒さを振り切るように足速に歩いていたけれど
いつものあたりで
小さな白い姿が見えたので、ふと足を止めた。
「寒いね~。」と話かけながら、
シロちゃんをなでなでした瞬間・・・
ブォオオーーーーーーンッッ!!
目の前の十字路を
大きなエンジン音を立てた車が異様な猛スピードで走り抜け
それにすぐ連なるようにパトカーが過ぎ去った。
深夜の住宅街に突如現れた、テレビの中のような光景に
しばらく呆気にとられ
そしてハッと気付いた。
シロちゃんがいなければ私、死んでたかも…
猛スピードの車が逃走してきた街道から、
その十字路までは、ほんの10mほど。
私が、立ち止まらずに十字路まで進んでいたら、
間違いなくはねられていたと思う。
爆音で通り過ぎたバカ車への怒りと
シロちゃんが足を止めてくれたことへの感謝の気持ちで
いてもたってもいられなくなり
小さな背中と頭をクシャクシャとなでながら
「ありがとね、ありがとね!」とつぶやいた。
シロちゃんは
『ニャッ!ニャッ!』鳴き声をあげながら
頭をごつんごつんすり寄せてくる。
「あんたもあんなバカ車にはねられちゃダメだからね!」と
言い聞かせながら、しばらく一緒に歩いた。
この子は
その近所のおばさんや
飲み屋の人に可愛がられて
ご飯をもらって暮らしている。
(家に猫達を入れているのを見たことがあるので
おばさんが飼っているのかも。でもおばさんに話しかけたら無視された^^;)
たぶん、シロちゃんは10才以上にはなると思うけれど
猫好きな人が通ると寄ってきて
しばらくついて歩いてくる、人なつこい子。
これからも、姿を見つけたら、
通りすぎることはできないだろう。
シロちゃんに、感謝!
▼これは4年ほど前に、私の頭が猫でいっぱいになり出したころ(笑)
携帯で撮ったシロちゃんの写真。